BRAND STORY ~第三章~

~3.素人起業、実行⇒検討⇒迷走⇒実行⇒~

pink indiaを日本に紹介することが決まってからは、ブランドのこと、商品知識などについて
毎日調べる勉強が始まりました。
インドに関する本や、バッグや縫製に関すること、商品を卸して販売する為にはどうしたら
いいのかなど、色々なことを調べ、先輩経営者からアドバイスを頂いりもしました。

そもそも、私が経営していた雑貨店(今はもうありません)、お世辞にも儲かっているわけ
ではありませんでした。もちろん初めて1年ちょっと、そんな甘いもんじゃないのはわかっていました。
家賃が格安という魅力と、独特な雰囲気の場所にあったそのお店。

人通りは確かに少なかったですがそれ以前に、経営のことなどなにもわかっていなかった私自身
が一番の問題要因でした。

販売、接客、仕入れ、利益の計算、その全てがその時の思いつき、直感でやっていたのですから
上手くいくものも上手くいくわけがありません。接客など素人以下、気の利く店員の1000分の1。
仕入れも気づいたら仕入れる、売りたいものだけ売る。
1から始めるという言葉がありますが、当時の私はまさに「0からのスタート」だったと言っても過言
ではありませんでした。

毎日、1つづつ、少しづつ目の前の課題をクリアしていく。しかもそれは自らで学んで行くしかない。

でも、そんな状態だったからこそ、自分で海外のブランドの代理店を始めるなんてことができたと
思っています。多分普通の感覚ならしていなかったのではないかなと思います。

 

本当に変人で良かった!もうやるしかないぞ!

 

当時の私は不安よりも希望やワクワクが心の大半を占めていたと思います。

 

 

準備と並行して、2009年の初春、デザイナーのLenaからサンプルも兼ねた初めての
仕入商品が届きました。

新しいデザインのアイテムを目の前にし「やっぱ可愛いなぁ。売れる!間違いなく売れる!!」
とハイテンション!早くたくさんの人が持ってくれる日が来ないかなぁ、などと一人妄想に浸る日々。
あんなお店やこんなお店に置かれて、、なんて暫くはもう夢見る少女状態でした。

自分の店舗にて販売を開始し1日1日が過ぎていく中、ある1つ目の問題にぶつかります。

 

あれ、どうやって取引先って増えていくのだろう??

 

実際、ブランドの代理店を始めとなると、本当になにも分からない!!
どう売ればいいか、価格とか卸値の付け方とか全然分からない!!
本とかで調べてはいたけど、ブランドの立ち上げ方とかは載ってなかったし、、、。

笑い話ではなく、当時の私、

 

展示会なるものの存在すらよくわかっていなかったのです….

 

もう、今考えても先走りすぎってなくらいでして。とは言えども何もしないわけには行きません。

そこで考えたのが、とにかく自分が興味のあるお店や、pink indiaに似たようなブランドを調べてみようと。
そして、その取扱店舗などをネットで調べて、

 

直接お店に言ってみようと!

 

(この時点、もちろん展示会などの存在は頭にありません)

分からないから、そういうプロの人たちに直接聞いてみようと思ったんです。
言ったら取引先のつくり方、教えてくれるんじゃないかと。ひょっとしたら取引先になってくれる?かも?

 

これが常識がない人間ができる荒業でした。
当時の私は「展示会」なるものが東京にはどうやらあるらしい、程度の知識です。
例えるなら天竺を目指す三蔵法師のような「存在すら不確か」なもの。あったとしても私のような
青二才など入場すら許されないのではないかと本気で思っていました。

なので、自分で考えてみてすぐ行動。
手の届きそうなところからやっていく、これしかありません。

 

まずは近いところから攻めて行きます。熊本は地元なので自分で取り扱うので除外。
となると、最初のターゲットは、やはり九州一の都市「福岡」です。

 

もともと、大学卒業まで10年以上を過ごした地でもある福岡。
九州では最大の都市であるここなら、なにかいい出会いがあるに違いないと思いました。

 

よし!やるぞー!と俄然やる気が出てきました。

hand-printed

                         (当時オープンしていたお店Avani(2006~2009)撮影:河島 )
dk-pinkindia
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