BRAND STORY ~第二章~

~2.気持ちを全部伝えたラブレター~

ポーチが届いてからというもの、そのポーチについて色々とインターネットで調べる日が続きました。
調べているうちに、それがまだ世界でもほとんど知られていない新しいブランドであること、そして
日本でもまだ販売がされていないことを知りました。

それから暫らく立ってから、デザイナーのLena本人に連絡を取ることになるのですが、
すぐにでも!ということではありませんでした。
というのも、その時の私にはそんな勇気がなかったからです。

当時の私は、熊本で雑貨店を経営していたとは言えども、過去にそういった業界に務めた
ことがあるとか、たくさんの人脈を持っていたとかでもなく、本当に「ただの素人経営」で
お店を始めた世間知らずでした。

「インドと関わる仕事をしたい。どうせなら、オーナーになりたい」そんな安易な考えのもと、
我流でこの業界に飛び込んだ私にとって、海外のブランドのデザイナーに突然コンタクト
を取るなんてどう考えてもできません。

どうせ取り合ってくれるわけがない、そう思っていました。
逆に失礼だろう、と。

恥ずかしかったんですね。自分が何も知らなくて、何もできないことを誰かに相談することで
自分がどれだけ非常識で失礼なことをしているのかと気づかされてしまうことが。

でも、私のモヤモヤはもはや止まりません。どうしたら、この素敵なブランドを日本に紹介
できるだろう、自分でも販売できるようになるだろう。どこか大手の商社とかがいつか販売
してくれないだろうか。

そんな淡い期待をしながら過ぎていく日々。
そして、それから3ヶ月後、ついに意を決してLenaにメールを送ることにしたのです。

当時の私は自分に言い聞かせました。

 

「これはチャンスなんだ」

 

 

とにかく、自分のあらん限り、商品の素晴らしさとブランドコンセプトに対する真摯な気持ち
を書き綴り、思いをぶつけました。日本では誰にも負けないくらいpink indiaが好きだ!!
それを長々と。

今思えば、一種のラブレターだったのかもしれません。

「あなたのデザインはなんて素敵なんだ」「ブランドへの思いも共感できます」とか、

「どうしてもあなた(の作ったpink india)が欲しい!」なんて伝えたわけですから。

そして、メールを送ったなんとその翌日、Lenaから返事が届いたのです。

興奮して心が躍りました。

そこには、たくさんの感謝の言葉と自身のブランド設立までの想いが書かれてあり、またその
優しい文面から、彼女の人となりも垣間見ることができました。

それから、私たちは何度かメールで意見を交わし、お互いのビジョンが正しい方向に進んでいるのを感じました。
そして、自然な流れの中、2008年の12月、pink indiaの日本での販売の準備を始めることとなりました。

こうして私とpink indiaの歯車は動き出します。

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                         (写真:2008年当時のLenaとのメールのやり取り)
dk-pinkindia
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